初任者研修 内野先生の研究授業
入力日
2025年1月30日
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1年2組担任の内野滉太先生は今年度新規採用の先生です。
1月24日(金)の4校時に第5回(今年度、最後)の研究授業を1年2組の子どもたちと一緒に行いました。
1年2組の子どもたちもこの1年間でとても成長した姿を見せてくれました。
道徳の授業で、主題名「よいと思うことを進んで」(A 善悪の判断、自律、自由と責任)についての内容でした。
「それって、おかしいよ」という、子どもたちの日常生活でもありそうな内容を取り上げた読み物教材を使っての授業でした。
導入では、子どもたちに学校生活の○×クイズに取り組ませ、子どもたちの意識を高めていました。
子どもたちも楽しそうに取り組んでいました。
この日は、佐賀市教育委員会の権藤先生にもご参観いただき、後に、内野先生に宛てたご指導ご助言の心温まるお手紙もいただきました。他にも、今泉教頭先生、指導教諭の横尾先生、低学年部の先生方など、多くの先生方に参観していていただきました。
授業では「こころのものさし」を使って、子どもたちが自分だったらどうするかということについての意思表示をできるようにし、学級みんなの考えが見渡せるように工夫されていました。自分の考えとその理由を発表し合い、いろいろな考えに触れて、その考えを見直したりしている姿がすてきだなあと思いました。
教材の中の主人公はずるをしている友だちに「それっておかしいよ!」と言うことができました。同じように自分も言いたいという子どもたちも多くいましたが、いろいろな理由で「言わない」もしくは「言えないかも知れない」と思った子どもたちの考えも尊重しつつ、授業が進められていたように思いました。
また、内野先生は丁寧に子どもたちに寄り添い、いろいろな考えを引き出しているように思えました。
正しいことをしっかり言えると「すっきりする」とか、言わないままだと、「何か、もやもやする」など、自分の心の内を話すことができている子どもたちもいました。
最後に内野先生自身の体験なども交えながらのお話が子どもたちにはとても響いているようでした。
終始、穏やかで笑顔を絶やさずに取り組んでいる内野先生と一生懸命に自分の考えを出し合っている1年2組の子どもたちに成長を感じることができた授業でした。
内野先生、1年2組の子どもたち、お疲れさまでした。