全日音研佐賀大会 金立小の授業
入力日
2025年10月31日
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10月22日(木)・23日(金)に全日本音楽教育研究会全国大会佐賀大会が開催されました。1日目午前中の公開授業と研究協議は、小学校3会場、中学校2会場、高校1会場で行われました。佐賀市立金立小学校もその中の会場校の1つとして、4年1組の器楽の授業と5年1組の音楽づくりの授業を公開しました。


【4年器楽】
4年1組の器楽の授業は、学級担任の 牛島 風香 先生が行いました。


題材「いろいろな楽器が重なる豊かな響きを味わいながら、表現を工夫して合奏しよう」で、「茶色の小びん」をリコーダー、鍵盤ハーモニカ、鉄琴や木琴、低音楽器やドラムセットを使っての合奏を行いました。


パートに分かれて、自分が担当する楽器の奏法によって、音色が変わることに気を付けて、自分が担当するパートの役割を考え、演奏の工夫を行っていますね。また、自分たちの演奏を学習者用一人一台端末で録音して、確認していました。


また、他のパートの工夫をみんなで確認し、合わせて演奏していました。


最後に自分が工夫したことやこれから工夫しようと思うことを、学習者用一人一台端末を用いて記入し、最後に振り返りの演奏をして録音をしてみました。



【5年音楽づくり】
5年1組の音楽づくりの授業は、学級担任の 佐々木 巧 先生が行いました。


題材「金立鉦浮立のおはやしの音楽をつくろう」で、金立町に続く民俗芸能「金立鉦浮立」のためのおはやしの音楽をつくるという授業でした。鍵盤ハーモニカやリコーダー、ミニグロッケンシュピールなど、自分が選んだ楽器を使って、お気に入りの旋律を探して、学習者用一人一台端末の中に準備された「旋律カード」に記録していきます。




子どもたちは試行錯誤しながら、いろいろと音を出して確かめながら、自分のお気に入りの旋律を探していますね。途中の過程で、友達に聴いてもらったり、相談している姿なども見られました。


全日音研佐賀大会は全国から850名ほどの参加者があり、大変盛会のうちに終わりました。金立小学校の2つの授業もとても素晴らしいものでした。5年1組と4年1組の子どもたち、そして、佐々木先生と牛島先生、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
