今年度最後の全校授業研究会
入力日
2022年12月6日
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12月1日(木)の5時間目に、今年度最後の全校授業研究会を行いました。
5年2組の子どもたちと学級担任の安田先生による算数の授業でした。
「面積の求め方を考えよう」という単元の最初の授業で、この時間は、既習の知識(長方形の面積の求め方)を活用して、どのようにすれば平行四辺形の面積が求められるかということを考える授業でした。
平行四辺形を分けたり移動させたりするとよいという見通しをもって、考えています。いろいろな方法がありそうです。研究授業ですので、たくさんの先生方が子どもたちの学びの様子を確かめていますね。
いろいろな考えで面積を求めている子どもたちが前に出て、考えを板書しています。
板書してくれた子どもとは違う子どもたちが今度は説明をしてくれています。
算数の用語を適切に使って、筋道を立てて説明できるようになることが大切ですね。5年2組の子どもたちは比較的上手にできているように思いました。
この後、「3つの面積を求める方法に共通していることは何か?」ということを子どもたちは考えます。
グループの子どもたちはお互いに考えを伝え合いながら、共通していることについて考えています。
どの求め方も「長方形になるように変形している」ことや「式はすべて4×6となっている」こと、元の平行四辺形を縦に切って分けていること」などの気付きが出てきました。
本時のまとめとして「平行四辺形の面積は長方形に変形すると求められる」ことを確認し、適用問題(本時の学習がきちんと理解できたかを確認する問題)に取り組みました。
適用問題を終えた子どもは本時の学習の振り返りをして終わります。
この日は、東部教育事務所からも 伊井 喜也 指導主事にご指導に来ていただきました。安田先生の授業を参観していただき、この後、全校での授業研究会において、ご指導いただくことになっています。
5年2組の子どもたちはとても落ち着きがあり、しっかりと学習に向かうことができています。安田先生とともにしっかりと学んでいる様子が伝わってきました。安田先生も新規採用から2年目を終えようとしていますが、しっかりと成長している姿がうかがえました。
この後の授業研究会が楽しみです。