三味線と長唄に親しもう!(6年生)
入力日
2023年2月14日
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佐賀県教育委員会に届け出て、教員免許状をもたないけれど、優れた知識や技術を有する人材を非常勤講師として幅広く学校教育に活用させてもらうための「特別非常勤講師制度」という制度があります。金立小学校ではこの制度を利用して、今年度、長唄演奏家で三味線方の杵屋 五洲 (きねやごしゅう)先生に来ていただき、4年生、5年生、6年生の音楽の授業で、日本の伝統的な音楽についての授業を行ってもらうことにしています。
2月8日(水)は、3,4時間目に6年1組の子どもたちが三味線と長唄について学習しました。
間近で見る(聴く)三味線の演奏に子どもたちはひきつけられている様子でした。
【6年生児童の感想から】三味線はテレビなどでしか見たことがなかったけれど、初めてあんな近くで見ました。
【6年生児童の感想から】テレビで見るよりは、迫力があってすごかったです。
【6年生児童の感想から】三味線は猫、象、蚕、木の命をいただいて作られていることを初めて知りました。
【6年生児童の感想から】三味線はたくさんの命のもとでつくられているということが分かりました。
【6年生児童の感想から】私は四季の中で、「冬」の曲が好きでした。それぞれのイメージをしながら聴くことができました。
【6年生児童の感想から】秋の曲が好きなんですが、虫の鳴き声って繰り返して鳴きますよね。それが三味線で表現されていてすごく工夫されていて、聴いていると秋への変わり目の情景が浮かんできます。
【6年生児童の感想から】テンポはとてもゆっくりでとても力強くて歌詞はとても短いのに、唄になるととても長くなるので,長唄って不思議だなと思います。ぼくのお気に入りは「山~~かくす~」のところです。「や~んま~」の間に「ん」が入って低い音から高くなるのでここがとても好きです。
【6年生児童の感想から】長唄の歌い方や声の出し方が分かったのでよかったです。
【6年生児童の感想から】歌いながら三味線を弾いている五洲先生はすごいと思いました。
授業が終わった後も、興味津々の6年生は五洲先生の周りに集まってきて、三味線を間近に見ながらいろいろと質問をしていました。
6年生にとって、すてきな学びになった1時間でした。