三味線と長唄に親しもう!(5年生)
入力日
2023年2月1日
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佐賀県教育委員会に届け出て、教員免許状をもたないけれど、優れた知識や技術を有する人材を非常勤講師として幅広く学校教育に活用させてもらうための「特別非常勤講師制度」という制度があります。金立小学校ではこの制度を利用して、今年度、長唄演奏家で三味線方の杵屋 五洲 (きねやごしゅう)先生に来ていただき、4年生、5年生、6年生の音楽の授業で、日本の伝統的な音楽についての授業を行ってもらうことにしています。
2月1日(水)は3時間目に5年1組、4時間目に5年2組の子どもたちが三味線と長唄について学びました。
子どもたちは間近で聴く三味線の音色を聴き味わい、三味線がたくさんの生き物の命をいただいてできている楽器であるということを学んでいました。
日本の四季を彩る春夏秋冬の長唄を鑑賞し、子どもたちは三味線が奏でる音楽からイメージの世界を広げていました。
また、実際に長唄を歌う体験を通して、日本伝統音楽における声の出し方や歌い方などについて学んでいました。普段の音楽の授業のときとは声の出し方が違うこと、長くのばすところがなかなか息が続かないことやのばしているときの音の上がり下がりがたくさんあって難しいことなどにたくさんの子どもが気付いていました。
でも、さすが金立小学校の5年生、なかなか上手に長唄「勧進帳」の一節を歌っていました。
授業が終わった後も、興味のある子どもたちが先生の周りに集まっていました。
とても貴重な1時間でした。杵屋先生、ありがとうございました。
この日は、将来、教員を志す佐賀大学教育学部の学生さんも参観に来ていました。
来週の6年生、再来週の4年生の授業も楽しみです。