コミュニティ・スクールがスタートしました!
入力日
2022年4月28日
閲覧数
1,948
佐賀市立金立小学校は令和4年度から佐賀市教育委員会から設置の通知を受け、コミュニティ・スクールとしてのスタートを切ります。
4月27日(水)の午後3時から、第1回の学校運営協議会を開催し、コミュニティ・スクールの取組が正式にスタートいたしました。内川教頭先生(本校3年目)の進行で会を進めます。
この日は、会の冒頭で、佐賀市教育委員会の中村祐二郎教育長から金立小学校に設置通知書の交付、委員のお一人お一人に委員の辞令書が交付されました。
その後、中村教育長にご挨拶をいただき、これまでの金立町の地域とのつながりの豊かさについてお話いただきました。また、コミュニティ・スクールとしてスタートする金立小学と金立町への期待を述べていただきました。
佐賀市教育委員会からは、教育総務課教育政策係の王丸直之係長、担当の籾井久美代指導主事もご参加いただき、貴重な情報提供などをいただきました。
役員選出では、
会長 北島 清澄 様 (金立公民館 館長)
副会長 高取 常夫 様 (金立町青少年健全育成会 会長)
を選出させていただき、学校運営協議会の体制が整いました。
北島会長からは、「これまでが、『子どもを育てる』という思いをもって、学校の支援をすればよい という一方通行であったとすれば、(コミュニティ・スクールとなった)これからは、一方通行ではなく、相互の行き来を密にして、子どものためにもっともっと取り組んでいきたいということを述べられました。また、学校もぜひ地域づくりに加担してほしいし、みんなで子どものためによい知恵を出し合うことが大切であるということ、そして、先生方の忙しさを地域でカバーできるところはカバーして、その空いた時間で、先生方が今以上にしっかりと子どもたちに目を向けてもらえるようにしたいという思いなどもお話しいただき、学校としてもとても心強く感じた次第です。
協議では、
1 令和4年度 学校教育方針
(1) 学校経営方針について
(2) 学校評価計画について
(3) 学校行事年間計画について
2 令和4年度 学校予算について
3 令和4年度 年間活動計画について
以上について、提案し、承認をいただきました。
その中でも、特に、めざす児童の姿の「ふるさとを愛する子」(ふるさとに誇りをもち、地域との関わりを大切にする児童)の育成に関わっては、地域と学校が一体となって取り組むことが大切であるとの共通理解を図ることができました。また、雄飛学園教育構想において、小・中の連携を図ることは大切であるが、幼稚園や保育園・こども園などと小学校の連携も密にし、幼保こ・小・中のつながりを大切にしてほしいというご意見などもありました。それから、コンピュータやインターネット、スマホやオンラインゲームなどの子どもたちを取り巻く環境を考えると、インターネットリテラシーに関わることや情報モラルに関することも力を入れることが必要というご意見もいただきました。千布幼稚園の古川けい子園長からも園での取組や子どもの様子などの貴重な情報提供がありました。
学校として地域に協力を仰ぎたいことなどあれば、ぜひ出してほしいというとてもありがたいご意見もいただきました。
今回の会議をもちまして、無事に金立小学校の学校運営協議会(コミュニティ・スクール)がスタートしました。次回会議等では、より具体的に地域と連携した行事の実施等について、考えていきたいと思います。
ご出席の皆様、ならびにこの度、委員をお引き受けいただいた皆様、本当にありがとうございました。