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7.13(火) 6年ふるさと学習
入力日
2021年7月13日
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7.13(火) 6年ふるさと学習
6年生は、総合的な学習の時間にふるさと川上の歴史について調べています。今日は、市役所の文化振興課から来ていただき、出前授業をしていただきました。
実は、今年の3月から川上校区・勤労者体育館北側のコロニー跡地に工業団地建設予定があり、発掘調査が行われていたのだそうです。なんとその発掘調査で、びっくりするような物が発掘されたそうです。先週末7/9(金)の新聞に発表されたばかりで、川上小の児童が一番最初にそのお話を聞くのだそうです。なんとラッキーなタイミングでしょうか。
それは、七ヶ瀬遺跡といい、弥生時代後期の遺跡だそうです。しかも、大きな驚きは、銅鏡が4枚も出土したうえに、剣と玉も出土しているのです。「鏡・剣・玉」と言えば、「三種の神器」と言われる物です。甕棺墓列が発掘され、墓道に沿って251基もの甕棺が出ているのも佐賀県最大なのだそうです。ひょっとすると、邪馬台国が従えていた30国のうちの一つと言ってもいいくらいの権力者がいたのかも・・・という夢が膨らみます。残念ながら発掘された本物の「鏡・剣・玉」は、まだ実物を持って来られないそうですが、ひょっとするとそのうちにお目にかかれるかもしれません。
また、川上には佐賀県最大の前方後円墳「船塚古墳」があったり、本校給食室下あたりからも子持ち勾玉などが出土するなど、古代の中心地だったのかもしれませんね。歴史に興味のある児童は、目をきらきら輝かせながらお話を聞いていました。やはり、川上は「歴史とロマンの町」ですね。