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7.11(木) 人権教室<5年生>
入力日
2019年7月11日
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175
人権教室<5年生>
今日は,5年生が人権擁護委員の木塚先生に来ていただいて,人権教室を行いました。本校では,全校やグループ学年・学級など,いくつかの形態で人権集会・教室を計画的に行っています。その都度,人権教育担当が話をしたり,級外が話をしたりして,担任以外の話を聞く機会も設けています。時には,担任以外の話を聞くことも新鮮でいいですよね。
それと同じように,学校の先生以外の話を聞く機会もさらに新鮮かもしれません。大和町で人権擁護委員をしてくださっている木塚先生から「ぜひ川上小学校でも話をさせてください。」と,お誘いを受けたので,そのありがたい言葉に乗ることにしました。
やはり子ども達は,ゲストティーチャーの姿に,「あれ,この人誰だろう。」「どんな話をするのかな。」と自然と身を乗り出し,興味津々です。木塚先生も気さくな語り口調で,いつの間にか子ども達を話に惹きつけ,子ども達の発言をどんどん引き出して行かれました。
「ぽかぽか言葉は,言ってもらった方もハッピーになるけど,実は言った本人の方が,何倍もハッピーになるんだよ。つまりぽかぽか言葉は人のためだけじゃなく,自分のための言葉でもあるんだよね。」
「同じかける言葉でも,言い方や言葉,口調によって,受け取り方ががらりと変わるよね。『早くしろ!』って言葉も,どういう言葉や言い方に変えると,相手や周りをいやな気持ちにせず,気持ちよくその気にさせることができるだろう。みんなで考えてみようか。」
木塚先生の投げかけに,子ども達も「うーん,どう言ったらいいかな。」「どんな言葉があるかな。」と真剣に考えていました。そういう姿を見ていて,私自身もついついチクチク言葉でいいがちなこともちょっと思いやりの心をもてば,ぽかぽか言葉に変換できることに気づかされ,反省しました。
1時間だけの木塚先生との学習でしたが,子ども達は木塚先生に心を魅了され,なんと授業後,「校長室まで僕たちが送って行きます。」と自発的にお見送りをしてくれる児童もいたほどです。「子ども達の心に人権の種が蒔かれたな。」と嬉しくなりました。木塚先生,ありがとうございました。