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2.21(金) 5年生理科出前授業(電子顕微鏡)
入力日
2020年2月21日
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2.21(金) 5年生理科出前授業(電子顕微鏡)
今日は、5年生がとても貴重な体験をしました。電子顕微鏡の開発・製造で有名な日本電子株式会社の元社長さんが川上出身でいらっしゃるという縁で、今回の電子顕微鏡体験理科出前授業が実現しました。この縁をつないでくださったのが、同じく川上出身で長年、本校図書館に図書を寄贈してくださっている堤さんです。お二人とも母校川上小の子ども達のためにと動いてくださったのです。本当にありがたいです。
今回、この縁に快くご協力してくださった日本電子さんは社会貢献として、学校等に理科支援事業を行われています。本社が東京なので、関東周辺での出前授業が多いのだそうですが、今回、初めて九州で開催してくださいました。しかも、この1月に出たばかりの最新の電子顕微鏡なのだそうです。
まず、はじめに技術顧問をされている近藤博士に、電子顕微鏡にまつわるお話を聞きました。私たちの身近には、生物や植物など、面白い素材がたくさんあります。それらを見て、「なぜ?」「どうして?」と思うことが、いろいろな開発につながっているのだなと改めて感心しました。最も驚いたのが、人やネズミなど哺乳動物の顔がどういう過程を経て、完成していくのか、初めて知り驚きました。近藤博士のわくわくするお話に、子ども達の「顕微鏡で早く物を見てみたい」という気持ちがますます高まっていきました。
さあ、次はいよいよ最新型の電子顕微鏡を使って、実際にいろいろな物を見る体験です。花粉や星の砂、髪の毛、アリの顔など、想像もしていなかったミクロの世界がくっきり拡大されモニターに出てくると子ども達はモニターにくぎ付け。アリの顔の拡大画像にも驚きましたが、さらに拡大するとアリの眼球はきれいな六角形のレンズがたくさん整然と並んでいました。思わず、「うわー、すごい。」の声がもれていました。
今年の5年生は、本当にラッキーでした。この感動が、子ども達の好奇心に火をつけ、ノーベル賞をとるような科学者が生まれるかも?「なぜ?」「どうして?」から生まれる将来性を期待しています。
今回、無償でご協力いただいた日本電子理科支援事業グループの皆様、そしてこのような縁をつないでいただいた堤さん、宮島さん、本当にありがとうございました。