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12.7(土) 人権・同和教育講演会
入力日
2019年12月7日
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12.7(土) 人権・同和教育講演会
今日は、PTAとの共催による人権・同和教育講演会を行いました。まず、初めに人権標語作りで大和町の最優秀賞や優秀賞を受賞した子どもたちの表彰を行いました。
次に、長崎修学旅行で学んできた平和学習の成果を6年生が報告してくれました。実際に自分の目と耳、肌で感じ学んできたことなので、しっかり自分たちの言葉で発表することができていました。
最後に、内の産婦人科の助産師をしていらっしゃる津上さんをお招きし、「生まれてきたことが奇跡、生きているだけで奇跡」という演題で講演をしていただきました。小さな色紙を子どもたち一人一人に持たせ、そこにあいた小さな穴に気づかせ、目に見えないほどの小さな小さな穴くらいの大きさからみんなの命が始まったんだとお話ししてくださいました。子どもたちもその色紙の穴を透かしてのぞき、自分の命の始まりの小ささに改めて驚いていました。話だけでなく、子どもたちにより実感させたいと300枚からの色紙に1枚1枚針で穴をあけてくださったその心配りに、津上さんの「命の奇跡」を感じ取らせたいという思いがしっかり伝わってきました。
また、代表児童に8kgの重りを入れたリュックサックをお腹側に抱えさせ、立ったり寝転んだりさせて、赤ちゃんが誕生するまでお腹で守って生活するお母さんの大変さも体感させてくださいました。しかも、その体験をしたのはすべて男の子。男の子にも体感させたいという思いをもっていらっしゃったようです。体験の後の感想でも児童からその感想がしっかり出ていました。きっとパパになったとき、奥さんの大変さを思い出してくれることでしょう。
さらに、ゲストティーチャーとして今育児休暇をとっている本校職員が赤ちゃんを連れて参加してくれました。「早く生まれてきてほしいという楽しみときちんと育てられるかなあという両方の思いがありました。」「これから母親としてずっとこの子の味方でいたいです。」と世のお母さん方の思いを代弁してくださいました。
寒い寒い体育館の中でしたが、保護者の皆さんにも参加していただき、今日は「命」について考えることができました。きっとおうちに帰ってから、「僕がお腹にいた頃はどうだった?」「お母さん、大変だったね。私を産んでくれてありがとう。」「お父さん、ぼくが生まれてきたとき、どう思った?」などの会話が弾むかもしれませんね。