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12.16(木) 大谷桃子さん講演会
入力日
2021年12月21日
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457
12.16(木) 大谷桃子さん講演会
川上校区公民館主催で東京パラリンピックテニスダブルス銅メダリストの大谷桃子さんの講演会があり、本校6年生と大和中学校2年生が受講しました。
大谷さんは、高校生の頃はインターハイに出場するほどの実力者でしたが、大学には進学せず、スポーツトレーナーとして選手を支える仕事をしたいと専門学校に進まれたそうです。しかし、その矢先、車いす生活となり、「半年間、引きこもっていました。」と言われていました。当然、スポーツトレーナーになる夢も絶たれたそうです。
そんな苦境の中から銅メダリストにまでなれたのは、引きこもり生活から車いすテニスの世界に連れ出してくれたお父さん、西九州大学で出会った古賀コーチ、世界的車いすテニスプレーヤーの上地結衣選手との出会いがあったからだそうです。そんな自分の実体験から子どもたちに「感謝の気持ちを伝えること」「夢をあきらめないこと」の大切さを教えてくださいました。そして、「銅メダルはとれたけど、とても悔しかった。ねらっていた色ではなかった。」「いつかは上地選手に勝ちたい。」と、さらなる目標・熱い気持ちを語ってくださいました。
また、子どもたちの質問にも「海外遠征には大好きなまるいちの餡子を持っていくこと」、「雨の日はよく佐賀ゆめタウンに行くので声をかけてもらえば、ポケットに入れて持ち歩いている銅メダルを見せることもできますよ。」と、気さくに答えてくださいました。そして、「今日の講演会が一番楽しかったです。」とも言ってくださり、とても心温まる講演会となりました。
子どもたちの感想にも、「私も感謝の気持ちを忘れず、今頑張っている夢をめざしてあきらめずがんばります。」と大谷選手の生き方が大きな励みとなった様子がうかがえました。
大谷選手の次の目標は、パリ・パラリンピックだそうです。大谷さんの活躍される姿をみんなで応援しています!
<古賀コーチからは、競技用車いすの操作の仕方を教えていただきました。車いすを操作しながらボールを追い返球するなんてとても難しそうです。実際、大谷さんもずいぶん苦労されたそうです。>
<質問コーナーでは、「休みの日は何をしているのですか?」とか、「海外の食事はおいしいですか。」「海外ではどんなことが困りますか。」などの質問が飛び交いました。気さくに、しかも茶目っ気たっぷりに答えてくださったので、場の空気がほっこり温かくなりました。>
<お礼にシクラメンの花をプレゼント>
<サイン色紙をいただきました>
<銅メダルをかけさせてもらうこともできました。意外と重かったそうですよ。>
<最後は、みんなで記念撮影>