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12.10(火) 外国語活動でプログラミング教育
入力日
2019年12月10日
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222
12.10(火) 外国語活動でプログラミング教育
来年度から新学習指導要領が全面実施となり、小学校でもプログラミング教育が必修化されます。保護者の皆様の中にも耳にしたことがあるという方もいらっしゃることだろうと思います。佐賀市内でもそれに対応したタブレットが用意されるなど準備を進めているところです。
「プログラミング教育」というと、「パソコンを使って学習する」「パソコンを使うスキルを身につける」ことだと思われがちですが、それ自体が目的ではありません。目指しているものは、「プログラミング的思考を養う」ことです。つまり、「順序立てて考え、試行錯誤し、物事を解決する力」を育てることです。 パソコンは、順序立てた命令を的確に入力していかなければ、目的を達成できません。そういう意味で、プログラミング教育を進めるにはパソコンを使った学習が行いやすいとも言えます。
また、プログラミング教育を行う教科や授業内容は、いくつかの例示はあるものの、明確に決められていません。「各学校が様々な教科・学年・単元で取り入れ、創意工夫により取り組む」こととされているため、本校も具体的にどう取り組んでいくのか本格的に考えていかなければなりません。
そこで、職員研修等で我々職員も学びあっているのですが、その一つとして6年生が外国語活動の中でプログラミング教育に取り組みました。「外国語活動でプログラミング?」と頭の固い大人は思ってしまいがちでしたが、子ども達は柔軟ですので、なんの違和感もなく、むしろ楽しそうに取り組んでいました。
内容は、「Were is the park ?」と公園への道案内をする学習でした。「Go straight.」(まっすぐ)、「Turn left.」(左に曲がって)、「Turn right.」(右に曲がって)などの英会話を使って道案内をする学習です。それをパソコンのプログラミングソフトを使って行ったのです。順序立てて指示を出さないと公園に着きません。でも、子ども達のパソコン操作はお手の物で楽々と公園へ導くことができていました。さすが現代っ子ですね。もちろん、パソコン操作だけでなく、友達にタブレットの画面を見せながら、「Were is the park ?」、「Go straight.」、「Turn left.」・・・と英会話を使って説明しあう活動も行います。生き生きと活動する子ども達の姿が見られました。時代は進化していますね。