校長室~

鹿島高校は、進化と深化を続けます

 

校長 江口孝之(えぐたか)

 

 校長の江口です。今年度(令和5年度)もどうかよろしくお願い申し上げます。

 本校は、鹿島市唯一の高等学校として、普通科・商業科・食品調理科という三つの学科と赤門学舎・大手門学舎という二つの校舎を有し、県西部地区における学校教育の核の一つとして大きな使命を持っていると自負しています。

 現状に甘んじることなく、これからも進化と深化を続けていきます。

とくに今年度は、昨年度からスタートしたコミュニティスクール(学校運営協議会)をさらに充実させ、地域社会の皆様・卒業生の皆様のお力をお借りしながら、唯一無二の誇り高き鹿島高校づくりを進めます。

また、「普通科だけど脱『普通』」を合言葉に、普通科改革を始めます。中学生の皆さんや小学生の皆さんに、鹿島高校の新しい普通科をご案内できればと思っています。

 さらに、商業科と食品調理科の特色と魅力に磨きをかけ、プロフェッショナルを育てる学校としてさらに信頼していただけるよう、努めます。

 

 さて、この1年間、私は次の言葉を生徒の皆さんに投げかけていきます。

 

「至誠にして大志を抱き、探求に努めよ。」

 

 鹿島高校は、まじめな者が報われる学校・集団であることを目指しています。何事にも誠実に真心を持って取り組み、日々の生活を送ってほしい。これを「至誠」という言葉に託しました。

 生徒の皆さんは、人々の幸せ・喜びを増やしたり、人々のつらさ・悲しさを少しでも減らしたりするために自分に何ができるか、何をしたいか、志を持ってほしい。これを「大志」という言葉に託しました。

 日々の学校生活で最も重要なのは授業です。授業が勝負です。先人たちが積み上げた学問や修練の成果を知識・技能という形で吸収し、考える力、判断する力などを身につけます。授業だけでなく、部活動等においても、自分を高めていくためにどうすればいいか、何が必要か、日々真実や真理を求めてほしい。これを「探求」という言葉に託しました。

 「至誠」「大志」「探求」、これらが令和5年度の鹿島高校のキーワードです。

 中学生の皆さん、小学生の皆さん、保護者の皆様、この鹿島高校を将来の進学先の有力な候補としてくだされば、幸いです。


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