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ごあいさつ
入力日
2019年11月11日
内容
「ごあいさつ」 唐津特別支援学校長 中路 徹
今年度は、年号が変わるという数十年に一度の年となり、平成31年から令和元年に変わりました。思い起こせば、昭和から平成に変わったのは、私が新規採用から3年目のときで、唐津市肥前町の向島にいました。その後佐賀県内各地での勤務を経て、現在、唐津市の山本にある唐津特別支援学校にいます。この唐津市において、新規採用となり、また年号が変わるのを2度経験しました。唐津の地とは、つくづく縁が深いなと感じているところです。
さて、本年度は、好学舎分校(以下、分校と表記)が開校してから2年目となります。以下に、本校と分校の校訓及び教育目標を示します。
1 校 訓 [本校・分校共通] ・明るく元気に ・心豊かに ・たくましく
2 学校教育目標 [本校・分校共通]
児童生徒一人一人に応じた教育活動を通して、子どもたちの持つ可能性をできる限り広げ、校訓にうたっている「明るく元気に生きる力」「心豊かに生活する力」「たくましく自立し社会に参加する力」をはぐくむとともに、他人を思いやることのできる児童生徒を育成する。3 本年度の教育目標
[本校]
【人】身の回りの友達・先生・家族との関りを楽しむとともに、施設や就業体験先の方々・地域の方々の中で、明るく元気に活動できる力を育てる。【物】生活の中にある様々な物に興味を持ち自分が好きな物を増やし、それらの物を活用して心豊かに日々の生活を送ることのできる力を育てる。
【働】校内での授業・校外での体験的な学習や、施設・就業体験等で身に付けた知識・技能・態度を生かし、社会に出てたくましく働く力を育てる。
* 本校には、小学部(6歳)から高等部(18歳)まで、また、障害種や程度も幅広くと、様々な児童生徒が在籍しています。その土台になるのが【人】=人を好きになることやコミュニケーションがとれるようになる力だと思います。次に【物】=身の回りにあふれている物に関心を持ったりそれを有効に活用したりする力が大切です。その上にたち、【働】=社会に出てたくましく活動することのできる力が必要になってくると思います。
学校教育目標にある「たくましく自立し社会に参加する力」とは、自分一人で何でもできるということも大事ですが、人の力を借りながら、また、人と一緒になって、その子なりに社会参加できることも含めての力だと考えています。
[分校]
【心】 自己をコントロールする力を高め、他人を思いやることのできる力をはぐくむ。
【学】 学習意欲をはぐくみ、基礎学力を高める。
【生】 落ち着いた生活を送るため、対人関係を円滑にとることのできる力をはぐくむ。* 分校には、小学部と中学部の児童生徒が在籍しています。情緒の安定を図りながら仲間
とともに学ぶ中で、以下のような生きる力をはぐくんでいます。【心】=自己をコントロールする力や【学】=学力が、車の両輪になります。その上にたち、【生】=学校や社会の中で、生き生きと生活する力が必要になると考えています。本校、分校ともに、「教育により絶対に子どもは変わる」と思っています。在学期間中、うまく いく こともあれば、そうはいかないこともあるでしょう。しかし最後には、“この学校に通ってよか っ た、 通わせてよかった” と思えるような学校にしたいと考えます。皆様方のご支援ご協力を 賜り ますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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