校章・校歌

◇◆校章

 

校章は、本校が唐津町立商業高校になった大正10年に制定された。

デザインは、校歌に歌われているように、

桐の葉と花弁をあしらったものである。

桐は、一年中青々として枯れることが無く、

桐材は、気品と品位に富み、高貴な材料として使用さ れる。

学校の繁栄と品位の高さを象徴するものである。

 

◇◆校歌  

柿村 重松 作詞  青柳 善吾 作曲

【一番】

黎明(れいめい)(すで)に朝は盈()

夜は明けた、もう朝だ

()めよ覚めよ時は来()

目覚めよ、時は来た

松浦(まつら)の清流(ながれ)こんこんと

松浦川の水がこんこんと

昼夜(ちゅうや)を舎()かぬそれのごと

昼も夜も休まず流れ続けるように

利用(りよう)の学術(がくじゅつ)研磨(けんま)して

役に立つ知識や技術がより高度なものになるように努力し

厚生(こうせい)の雄志(ゆうし)いざや立てん

豊かな生活を送ろうという志をさあ立てよう

【二番】

東天(とうてん)いまや日は昇(のぼ)

東の空から今、日が昇る

()てよ起てよ機()はうごく

立ち上がれ、チャンスは来るぞ

霓林(げいりん)の緑(みどり)鬱々(うつうつ)

虹のように美しい林の緑がよく茂り

四時(しじ)を貫(つらぬ)くそれのごと

一年を通じて変わらないように

移らぬ季節鼓鋳(こちゅう)して

衰えない意気込みと信念を奮い立たせ

活動(かつどう)の巷(ちまた)にいざや入()らん

活動の場にさあ入ろう

【三番】

万象(ばんしょう)(まさ)に活躍す

全ての者達が今まさにめざましく活動している

(ふる)()奮へおのがじし

勇み励め、それぞれに

玄海の浪(なみ)澎湃(ほうはい)

玄界灘の波が勢いよく立ち

寄せにぞ寄するそれのごと

寄せてはかえすように

(つき)せぬ精力(ちから)(やしな)()

尽きることのない力を養って

富強(ふきょう)の礎(いしずえ)われらは置かん

我らは最強の礎を置こう

【四番】

われらが徽章(しるし)は若桐(わかぎり)

我らの徽章は若桐だ

伸びよ伸びよ諸共(もろとも)

自然の優れた気を養って

山川(さんせん)の秀気(しゅうき)身にあつめ

伸びよ、一緒にそろって

(くろ)まず磷()れずいそしまば

汚れずすれずに努め励めば

理想の彼岸(きし)も遠からで

理想の世界も遠くない

努力の前途(ぜんと)に光ぞみたん

努力をしたその先に光が満ちるだろう

 

 

 


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