唐津っ子、唐津っ子!
入力日
2022年11月2日
内容
1時間目、1年1組に向かうと、なんとなく静かな空気感。
いつもは元気いっぱいに「おはようございます!!!」と言うのに、なぜだろうかとしばらく様子を見ていると、どことなくそわそわ、そわそわ。
確かに、今日から唐津くんちですもんね。
はやる気持ちを押さえて授業に集中しようと、みんな懸命なのでしょう。
おとなしいのにも納得です。
授業が中盤にさしかかった頃、一生懸命に文章を考えている耳元に、遠くから風に乗って太鼓の音が聞こえてきます。
一斉に視線が窓のほうに向きます。
「窓、閉めておこうか?」
「いえ、大丈夫です。」
そう答え、苦笑いするMくんの表情がとても印象的でした。
これぞ唐津っ子の性(さが)とでもいうべき一幕ですね。
授業が終わると、Sさんが、
「先生、私、今年のおくんちはいかないんです。家族に受験生がいるから、、、」
残念そうに話すSさんですが、家族を思うその優しさも、また一つの唐津っ子魂だと感じました。
好天に恵まれる唐津くんちになりそうですね。
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