ハナコフェア
入力日
2022年6月17日
内容
~唐津西高の特別な一日~
人生のあり方、心のあり方を考える貴重な講演でした!
6月14日は唐津西高にとって特別な日。「ハナコフェア」が開催される日です。
今から90年ほど前、本校生であった中尾ハナさんが自らの命をなげうって、川で溺れる小学生二人を助けました。その遺徳を偲び、唐津西高では毎年6月14日をハナコフェアとして全校生徒で命や生き方、そして自分自身のあり方について考える機会としています。
今年度は、長野県上田市にある上田情報ビジネス専門学校(ウエジョビ)の副校長、比田井和孝先生をお招きし、「幸せな人生を歩むためにとても大切なこと」と題してご講演いただきました。
私たちにとって幸せとは一体何でしょう。お金さえあれば、あの大学にあの企業に入れさえしたら・・・。比田井先生と出会うまではこのようなことが幸せだと考える人も多かったのではないでしょうか。しかし、先生との108分間によって、「たくさんの人から必要とされる人生」の尊さを深く感じました。そして、うまくいかないことや思い通りにいかないことに対して言い訳したり、周囲のせいにしたりしている普段の自分自身を痛感したのではないでしょうか。
比田井先生は、その人の性格は人生を決める大きな要素だともおっしゃいました。食べた物でその人の体が形成されるように、その人が発した言葉によってその心は作られます。自分の性格、つまり心のあり方を変えるためには、まずは発する言葉を変えること。そして相手の立場に立って考え、そしていつでもどんな時も誰に対しても精一杯の行動を取ること。当たり前のようだけれど、それが一番難しい。私たちが幸せな人生を歩むためのエッセンスを熱く、熱く、お話いただきました。
長野県内はもとより、メディアでもご活躍されている比田井先生の「こころの授業」は、多くの西高生の心に響き、講演会後には「講演が聴けてよかった。」「感動した。」という感想が聞かれました。本当に素晴らしい講演でした。比田井先生との貴重な出会いを心の土台の一つとして「幸せな人生」を作り上げていきましょう。閲覧数
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