性に関する講演会
入力日
2025年7月18日
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7月16日(水)、本校では「性」や「生」について改めて考える機会を設け、人間性豊かな生徒を育成することを目的として、たなべクリニック産婦人科の助産師の石﨑奈美恵様を講師にお招きし、「みんな同じ??」という演題でご講話をいただきました。
当日は、石﨑様がこれまで産婦人科の助産師として多くの妊産婦さんやご家族と関わる中で、現場でしか知り得ない貴重な体験や、命の尊さを感じた出来事などを、時にユーモアを交えながら具体的にお話しくださいました。男女の営みや性のあり方についても、医療の専門的な視点だけでなく、一人の女性、そして母親という立場からの思いや考えを交えながら、私たちにも分かりやすく語ってくださいました。
特に印象的だったのは、性とは単なる行為ではなく、「生きることそのものであり、命を育み繋いでいくことである」というお言葉です。また、「自分の心がつらくなったとき、どんなことでも気軽に相談できる“心の救急箱”のような人、安心してSOSを出せる人を、ぜひ、一人でも二人でも見つけておいてください」という呼びかけには、多くの生徒が深くうなずいていました。
今回の講話を通して、生徒たち一人ひとりが自分の「性」と「生」に向き合い、命の重みや他者を思いやる心の大切さを改めて考える大変貴重な時間となりました。