ハマユウ
入力日
2019年11月15日
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ハマユウ(別名:ハマオモト) ヒガンバナ科
ヒガンバナ科の多年草です。水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる海浜植物です。花は夕方から咲き始め,深夜に満開。道ばたや公園、庭に植えられることも多く,右の写真は学校の校門横に植えられていたものです。ヒガンバナ同様,食べると吐き気や下痢を引き起こします。ハマユウだけを食い荒らし枯らしてしまうハマオモトヨトウという蛾の幼虫(通称:ヨトウムシ,黒と白の横縞模様)がつくことがあるそうです。受粉すると球形の白い果実となり,熟すと丸くコルク質の厚い種皮に覆われた種子となります。この種子が波に運ばれ,たどり着いた陸地で発芽して仲間を増やします。種子は水がなくても発芽するらしく,現在,校長室の棚の上に置いています。発芽が楽しみです。