ダンチク
入力日
2019年11月15日
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ダンチク イネ科
島の厄介者と言ってもよいダンチク。「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されています。漢字では「暖竹」と書きます。暖かい地方の海岸近くに生育するイネ科の多年草で,ヨシに似ていますが,はるかに大きく茎も太くて竹のようになります。しかしタケの仲間ではありません。根茎が横に這い、大きな株となり,どんどん広がっていきます。成長するにつれて茎が硬くなり,鎌で切ることが困難となり,伐採に手間取ります。島内清掃(草刈り)の際の一番の曲者ですよね。ダンチクは火にも非常に強く、焼き払っても根から新芽が出てくるらしく,まさしく,“向かうところ敵なし”です。何か有効な使い道は?と思い,調べたところ,茎が木管楽器のリード部分の素材となるらしいのですが,私たちには…。