オオキバナカタバミ
入力日
2019年11月22日
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オオキバナカタバミ(キイロハナカタバミ)
ツバキの赤色がひときわ目立つ冬,日当たりのよい道の脇に黄色の大柄の花を見かけることが多くなりました。この花は南アフリカ原産のオオキバナカタバミで観賞用に日本に入ってきましたが,1961年に鹿児島県で定着が確認された後は,地中の鱗茎でどんどん仲間を増やし,現在では西日本全域に広がっている植物です。
確かに葉はカタバミそっくりですが,赤紫色の斑点(円内写真)があるのが違いです。花は晴れた日は開きますが,夜やくもりなどの日には閉じています。学校の玄関付近は,花の少ない冬だと思いきや,ツバキの赤,スイセンの白,オオキバナカタバミの黄と意外とにぎやかで,私たちの目を楽しませてくれます。スイセンが甘い香りを漂わせ,鳥たちがツバキの蜜を吸いにやってきて賑やか。もうすぐ春がやってくる!