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活動報告①平和集会録音(R2.7.7)
入力日
2020年7月7日
内容
コーラス部の新しいニュースは平和集会の録音です。この録音にはコーラス部と体験練習のメンバー、歌声委員会の約60名が参加!(約1ヶ月にわたる体育館での楽しい体力作りと歌の練習。その集大成としての録音となりました。)
今年の平和集会の歌は作詞・作曲は寺島尚彦氏の「サトウキビ畑」で1番から11番まであります。歌詞に表現されている一つ一つの場面を想像したり、「わたし」の気持ちになって考えたりして歌いました。歌詞に触れる中で、知らなかった沖縄戦の悲惨さを知りました。1944年の10月10日の大空襲、1945年4月に始まる沖縄地上戦、そして、6月23日にその戦いが終結し今も尚、この日が沖縄慰霊の日とされていること。歌詞の中に描かれた情景を想像しながら、自分なりに心の奥の深いところで戦争の不合理と悲惨さを感じていました。3番「てつの雨に打たれ父は死んでいった」、4番「わたしが生まれた日に戦の終わりが来た」5番「風の音に途切れて消える母の子守の歌」・・・8番「お父さんて呼んでみたい。お父さんどこにいるの・・このまま緑の波におぼれてしまいそう・・・」10番「風よ、悲しみの歌を海に帰して欲しい」11番「風に涙はかわいても、この悲しみはきえない」
自分の気持ちを重ね合わせながら話を聞く子ども達の目が真剣だったのが印象的でした!(その中の1,2,3,4,8,11番を録音しています。音声をのせております。)
戦後75年を迎える今、歌を通して平和の尊さを考えられたこと、感じられたことに感謝します。このメンバーはこれをもって解散しますが、歌の好きなメンバーがコーラス部に残って、まだまだ歌の練習に参加してくれたらどんなに幸せだろうと思います。7月からは弓削田健介氏の歌の練習が始まります。金子みすゞさんの詩を勉強すると思います。是非多くの子ども達が参加してくれることを待ってます。
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