園長あいさつ

佐賀市立本庄幼稚園

 園長 辻 勝治

 

 幼稚園教育要領の改訂から4年目となりました。それには、「一人一人の子どもが、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値ある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるように培っていくことが求められる」と示されています。これを実現していくために、幼児教育では、子どもが友達や教師や身近な人、時間や空間・教材、行事等の「ひと・もの・こと」に主体的に関わり、夢中になって遊びを楽しむ中で、学びの芽が育まれる「環境を通して行う教育」が重要です。また、子ども一人一人のよさや可能性を大切にし、認め伸ばしていく教師の関わりに視点をおいて日々の保育に取り組むことが求められています。

 さて、本園では『感受性豊かで、明るく活動する本庄幼稚園児』を目指し、「すこやかに・のびのびと」活動する幼児の実現に向けて、職員一致団結して取り組んで参ります。幼児は遊びの中で、様々な人・もの・ことと関わり、体験を積み重ねていくことで、学びの基礎となる心情・意欲・態度を身に付けていきます。そのためにも、幼児が安心して思いを表出できる教師の関わりや幼児自らやってみたくなるような環境づくりを通して、時代を生き抜くための資質や能力の基礎を育みたいと思います。

 幼児の望ましい成長のために、本庄小学校や保護者の皆様のお力をお借りして幼稚園教育を推進して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。


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