にあんちゃん
「にあんちゃん」
小学5年生のころ・・・・ |
この写真(しゃしん)の人、
知(し)っていますか?
「にあんちゃん」の作者(さくしゃ)、
安本(やすもと)末子(すえこ)さんです。
「にあんちゃん」は、小学生の女の子が書(か)いた日記(にっき)です。両親(りょうしん)がいなくても、まずしくても、力いっぱい生(い)きていきます。
家(いえ)でのことや学校での生活(せいかつ)が、えがかれています。そして何(なん)と!学校というのは、この肥前小学校(旧入野小学校)のことなのです。
びっくりですね。
『 にあんちゃんがきたので、
「末子たべんから、べんとうやるけん、とりおいで」というと、
「そがんことせんで、おまえたべれ」といってしかられました。
にあんちゃんだって、ひもじいのです。それでも、私を思ってたべないといわれたのです。
にあんちゃんがたべなかったので、私もたべませんでした。』