7/3 3年生社会科見学(酒蔵編)
入力日
2024年7月5日
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3年生の社会科で「ものを作るしごと」の学習があります。古枝地区でも様々な「もの作り」が行われていますが、今回は酒蔵にスポットを当てて学習を進めています。小学生で酒蔵?という疑問も浮かぶと思いますが…。
古枝小校区の隣、浜小学校区には「酒蔵通り」と呼ばれるような酒蔵が多く集まった地区があり、江戸時代から酒造りが盛んにおこなわれてきました。近年では、嬉野の酒蔵とも連携して「酒蔵ツーリズム」と称したイベントも行われて、日本酒の魅力を広める活動にも取り組まれています。また、世界コンクールにおいて一位を取るような銘柄もあり、鹿島市の特色ある産業の一つとなっています。
今回は、酒というよりも、地域の産業に携わる方の思いを知るということで学習を進めています。
単元の一時間目。酒蔵ツーリズムの来客数を提示し、「なぜ、こんなにも多くの人が訪れるのか?」という疑問から、他の疑問を引き出し、「知りたい・調べたい・見に行ってみたい・いろいろ聞いてみたい」という気持ちをたかめました。
ここで出し合った疑問をもって、実際に古枝小校区の酒蔵に見学に行きました。3年生の子どもたちにとって、酒造りそのものは難しい内容でしたが、メモを取りながら熱心に話を聞くことができました。
見学の後、杜氏さんへ質問をしました。子どもたちからのたくさんの質問に丁寧に答えていただき、子どもたちも疑問を解決することができたようです。
学校に戻ってからは見学して分かったことを丁寧にまとることもできました。
今後、「酒造りの謎についてポスターを作る」という活動を予定しています。このような活動を通して、ものづくりに関わる人の思いを知ったり、地元の産業に目を向けたりしながら、古枝地区に愛着をもてるような子どもたちに育てていければと考えています。