佐賀県小学校社会科研究大会
入力日
2025年2月2日
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1月30日(木)に「佐賀県小学校社会科研究大会」が七浦小学校で行われました。この研究大会は、社会科に限らず全ての教科ごとに数年に一回開催されており、県内教職員の授業力向上はもとより、研究大会に向けて実践を重ねる中で児童の資質・能力の向上を目指す目的で行われます。鹿島市内だけではなく、県内各地からも多くの先生方が研修に参加され、総勢180人近くの参加者があったそうです。
今回、七浦小学校を会場校としての研究大会でした。本校の松本校長が県社会科部会の会長をされていることもあり、古枝小学校の福田千尋教諭が3年児童と一緒に七浦小に出向いて授業提案を行いました。また、4年生と6年生は七浦小学校の先生が、5年生は能古見小学校の先生が授業提案を行いました。
そのような中、3年生は「事件や事故からくらしを守る」の単元を見てもらいました。慣れない環境において、多数の先生方から見られる状況なので、子どもたちが緊張しないで授業を受けられるかが心配でしたが、そんなことは意に介せず普段通りの様子で楽しそうに授業を受ける子ども達でした。福田先生も素晴らしい授業を展開してくださいました。
授業後に行われた授業研究会において、参加された先生から「子ども達がよく発表していてすごいと思った」「子ども達が自分たちで話し合いながら考えを出す姿が素敵だった」「子どもたちの意欲を引き出す良い授業だった」と称賛の言葉を多くいただきました。
「社会科=暗記教科」というイメージをもたれている方も多いと思いますが、佐賀県小学校社会科部会では「これからの社会を創る『形成者』を育てる社会科授業」を目指して取り組んでいます。今回の研究大会を経て学んだことや積み上げてきたことを活かし、今後の社会科授業の改善に向けてさらに励んでいきたいと思います。