人権擁護委員さんによる人権教室
入力日
2024年12月9日
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古枝小では12月9日から12月20日までを人権週間とし、様々な取組を行いながら、みんなで人権について考えていくことにしています。
その第一弾として、人権擁護委員さんによる「ライアー&タングドラムによる音浴」と「読み聞かせ」を行いました。
ライアーとタングドラムについては、子どもはもちろん、職員も初めて知る楽器でしたが、人権擁護委員さんによると「楽器が奏でる周波数が体の中の水分に働き掛け、癒しの効果がある」とのことでした。実際に音を聞いているとゆったりと優しい気持ちになるような感じがしました。5年生は床に寝転がって音色に浸っている子もいました。
音浴のあとで「一秒の言葉」「ぼくはどうしたらいいんだろう」というお話の読み聞かせをしてもらいました。短い言葉の中にも様々な気もちが込められていることを知ったり、嫌な事をされた時にどうすればいいのかということを考えたりしながら、周りの人との関わり方について学ぶことができました。
読み聞かせの後、6年生は楽器の体験をさせてもらうことができました。
人権擁護委員さんから「この楽器も人と同じ。優しく接すれば優しい音が返ってくるし、強くたたけば『やめてくれ~』という音が返ってくる」という話を聞いていたので、子どもたちも優しく楽器に触れ、自分が出した音に癒されているようでした。
今日は2年・5年・6年生の人権教室が行われましたが、人権擁護委員さんのご厚意により、今後全ての学級で同じ内容で人権教室を行っていただく予定です。この体験が「子どもたちが『人との関わり方について考える機会』」になっていくことを期待しています。