織田病院様の御提案による「医療職業体験・講話」の出前授業を行いました。

　６名のスタッフ様が来校され、「手洗い体験」「採血体験」「聴診体験」をさせていただきました。

【手洗い体験】

特別な液を両手に塗り込み、ブラックライトで照らすことにより、自分の手のどこに汚れがあるか確認し、それを念頭に手洗いを行います。その後、もう一度輝を当てることで、自分の手洗いが上手にできているかどうか振り返りを行いました。思ったよりも汚れが残った状態だったので、上手な手洗いの仕方を教えてもらい、汚れをきれいに落とすことができていました。

【採血体験】

　看護師さんが実際に練習用で使っている機材を持ってきていただき、本物の採血道具を使って体験させていただきました。機材を使っているとはいえ、実際に針を使うということもあり、子ども達も緊張の面持ちで体験に臨んでいました。針を刺して、無事に採血ができた時のホッとした表情が印象的でした。

【聴診体験】

　聴診器を使い、自分や友達の心臓の音・肺の音を聞く体験でした。自分自身の心臓音を聞くのは初めてなので、どの子も嬉しそうな表情を浮かべていました。

その後、異常が見られる肺の音についても動画で紹介していただきました。

　最後に、看護師さんの講話があり、看護師の仕事内容や、やりがいについて話していただきました。子どもたちにとってはなかなか体験できない内容なので、キャリア教育の視点からも非常に貴重な体験となりました。

　この機会を用意してくださった織田病院様に感謝申し上げます。