校長室から

 

 

学校長あいさつ   

 

 

 白石町立福富中学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、自然の恵み豊かな有明海に面した白石町の東側に位置し、昭和22年に開校、これまでの卒業生は約8600名で、県内だけでなく各方面で活躍されています。

 白石町は、「人と大地がうるおい 輝く 豊壌の里」を基本理念とし、稲作をはじめとして「玉ねぎ」や「レンコン」などの特産物に加え、「いちご」などの果物や「トウモロコシ」の生産も盛んで、食に恵まれた町です。
 本校の学校教育目標は、「夢を持ち、たくましく豊かに生きる生徒の育成~小中連携コミュニティ・スクールを通して~」です。県内でも早くに導入されたコミュニティ・スクールの取組の下、「地域とともにある学校」を目指します。

 本校の校門を入ってすぐ右手に、「拓く」という銅像があります。そしてそこには、次のような言葉が記されています。    

 

  

     伸びやまぬ母なる大地  

     命の郷に

     父なる自然の嵐に向かい

     雄々しく生きる少年たちよ

     祖たちの不屈の干拓魂を

     讃えよ その誠を学び

     心修めん学舎に

     よき友と集わん

     次代を拓く

     若き力がここに育ち

     明るく未来へとはばたく

     大志をいだく少年たちに

     新しき道や拓かれん

 

 ここにはまさに、志をもつこと、自立や協働そして創造といった、これからの時代に求められる人間のあり方、そして地域とともにある学校の大切さが記されています。

  さて、学校の学びや私たちの生活様式を一変させた新型コロナウイルス感染症でしたが、5類(危険性が低い感染症)に移行しました。依然として、一部で配慮は求められていますが、コミュニティ・スクールの取組を生かしながら、主体的に学ぶ生徒の育成を目指したいと思います。

 なお、今年度末をもって町内の3中学校は統合再編され、新しい「白石中学校」として令和6年4月開校します。これまでの福富小中の連携に加え、白石町内小学校間・中学校間の連携についても、児童・生徒や教職員の交流を深める必要があるとともに、本校の培ってきた良き伝統を継承することも大切であることから、保護者の皆様や地域との連携を一層深めてまいります。

 本校に御縁があられる全ての皆様の御支援・御協力のほどよろしくお願いいたします。

                              白石町立福富中学校 校長 元山雅彦

  


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