
神埼市教育週間(11月1日~11月7日)本校の歴史と特色
入力日
2023年10月31日
内容
○千代田中部小学校の紹介
本校は、前身の小学校まで含めると、開校したのは今から約145年前。歴史ある学校です。「城田小学校」から現在の「千代田中部小学校」という名称になったのは、昭和40年4月1日からです。
令和5年度は、児童数196名、職員数21名(10月末現在)です。ここからは、学校の特色について紹介していきたいと思います。
○本校の特色
①話し合い活動「しろたタイム」
本校では、さまざまな学習の場面で「しろたタイム」を取り入れています。形態は、少人数で行う「ペアしろた」・「グループしろた」、クラス全体から出された考えを教師のコーディネートのもと整理し、まとめにつなげる「全体しろた」などがあります。しろたタイムでは、自分の考えを友達に説明することで自分の考えを確かめたり表現力を高めたりすることができます。また、分からないことを聞いたり教わったりすることができます。さらに自分では思いつかなかった新たな考えに気付いたりすることもできます。「それぞれの考えを出し合い、よりよいものを築き上げていく」というのは本校の研究のテーマです。今年度は学習者用端末を活用したしろたタイムにも取り組んでいます。学力向上を目指し、子供たちが学ぶ楽しさを積み重ねていけるように、これからさらなる学習の充実を図りたいと思います。
②授業のユニバーサルデザイン化
授業のユニバーサル化とは、すべての児童が、楽しく学び合い、「わかった・できた」を目指す授業デザインのことです。本校では、特に「焦点化」「共有化」「視覚化」「構築化」の4つの視点を大切にして授業づくりを行っています。
・焦点化(シンプル化)
→意欲を高めて学びを活性化させるために授業のねらいや活動をしぼる。
・共有化(つながる)
→思考の活性化や授業理解を高めるためにねらいに即して話し合い活動や協働学習を取り入れる。
・視覚化(見える化)
→絵や図を使い、視覚的に情報を分かりやすく伝え、理解を助ける。
・構築化
→学びを深められるような授業を目指し、授業や単元の構成や活動の工夫を考えたり前後の学びとつなげたりする。
以上の4つの視点を大切にして、学びの環境を整えたり調整したりしています。
③縦割り活動
昨年度から縦割り掃除、縦割り遊びを取り入れています。6年生の班長が班をまとめ、週3回の縦割り掃除に取り組んでいます。集合場所に揃うと、静かに掃除が始まります。異学年で協力してしっかり掃除に取り組んでいます。また、縦割り遊びは月に1回程度、朝の時間に行っています。6年生が計画を立て、縦割り班のみんなで楽しく活動しています。縦割り活動を通して、協力することや互いに思いやりの心をもって行動することを学んでほしいと願っています。
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