学校長あいさつ

学校からのメッセージ

校長 井原 敏裕

 令和5年4月に赴任し、今年度で本校勤務2年目となりました。よろしくお願いします。

 本校は平成15年に併設型中高一貫校として開校して、今年度で創立22年目を迎えます。3つのCから始まる校訓「Cultivate Create Challenge」のもと、「未来社会の文化の創造と発展に力をつくす、豊かな人間性と進取の気性に富む若人を育てる」を教育方針に掲げ、様々な教育活動に取り組んでいます。

 校名である致遠館は、「遠く」に「致す」「学び舎」と書き、ここには「10年後、20年後の遠い自分や世の中に思いをはせ、志を立て、努力をし、成し遂げる」というメッセージが込められています。本校での学びが、将来、地域社会や国際社会で活躍するための重要な基礎・土台となるという認識を、教職員と生徒がしっかり持ちながら、日々の授業等に精一杯当たっていく、そうした校風づくりに努めていきます。

 今年度から佐賀県の全ての県立高校では、目指すべき学校像や人材育成の在り方を示したスクールミッションが策定されました。致遠館高校のスクールミッションは次の2つです。

①「県立中高一貫教育校として、これからの時代を見据えた6年間のカリキュラムに基づく教育実践の充実」

②「理数科・普通科併置の特徴を生かし、未来社会の文化の創造と発展に力をつくす、科学技術人材・グローバル人材の育成」

 なお、中高一貫教育校であることから、本校も同じスクールミッションを掲げています。本校では、校訓や教育方針をベースとした2つのスクールミッションの実現に向けて、また、社会の様々な分野で活躍・貢献できる人づくりを念頭に置いて、生徒一人ひとりの個性や能力を最大限に引き出すことができるよう、多様で柔軟な教育を計画的・継続的に実践しています。生徒たちが、夢や目標を掲げ、その実現に向けて着実に「力をつける」「自分に磨きをかける」ことができるように、教職員と保護者が連携・協力を密に図りながら、充実した教育活動を展開していきます。

 さらに本校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール指定など、多様な特色を有した学校であります。そうした特色も活かしながら、学校の活性化や生徒の幅広い資質・能力の伸長を図り、唯一無二の誇り高き学校づくりを進めていきます。

一方で、学校現場の働き方改革も推進しており、教職員が生徒と関わる時間を大切にするとともに、自身の専門性の向上や心身の健康の保持につながる時間も確保できるよう、保護者の御理解をいただきながら、業務改善を図り、健康的でやりがいを感じる職場環境を保持していきます。

 これからも、地域に信頼される学校、地域にとって魅力のある学校であるために、常に工夫改善を重ね、様々なことに積極的に取り組んでまいりますので、今後も御支援、御協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

学校経営方針


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