中高一貫教育
◎本校が目指す中高一貫教育
1. | 全国でも先進的な公立学校の併設型中高一貫校となり,また佐賀県におけるパイロット校となりますので,情熱と使命を持って6年間の教育に当たります。 |
2. | 6年間のゆとりある学校生活の中で体験的な活動を重視し,心豊かな生徒を育てることを目指します。 |
3. | 6年間の教育活動の中で,生徒一人ひとりが自分の理解を深め,自分の適性を発見することにより,個性や能力を伸ばしていく教育を目指します。 |
◎中高一貫教育について
◆中高一貫教育のねらい |
心や体の成長や変化が著しい中学校から高等学校の時期に生きる生徒一人ひとりの能力や個性にふさわしい教育を進めるものです。教育内容や方法だけでなく,中学校と高等学校の6年間をつなげて,多様で柔軟な対応を行っていこうとするものです。 |
◆中高一貫教育のよいところ | |
1. | 中学校から高等学校までの6年間を計画的・継続的な活動で展開していきますので,効果的な一貫した教育実践ができます。 |
2. | 6年間にわたって生徒を継続的に教育していきますので,生徒の個性を伸ばしたり,優れた才能を開かせることが,より可能になります。 |
3. |
中学校から高等学校までの6年間にわたる幅広い人間関係の中で生活しますので,社会性や人間性がより豊かになります。 |
4. |
高校入試を受けずに致遠館高等学校へと進学しますので,「ゆとり」ある学校生活が送れます。 |
◎本校の中高一貫教育の特色
中高一貫教育の形態 |
致遠館高等学校に県立の中学校を併設した,佐賀県ではもちろん九州でも初めての併設型の学校です。同じ校舎の中で,中学生と高校生がいっしょに生活しています。 ●致遠館中学校:各学年 3学級 120名 ●致遠館高等学校:各学年 6学級 240名 |
(参考)中高一貫教育の実施形態----文部科学省「中高一貫教育の概要」より
・併設型 | 同一の設置者による中学校と高等学校とを接続するものです。高校入試を受けずに,接続している高等学校へ進学できます。 |
・連携型 |
既存の公立中学校と公立高等学校が教育課程の編成や教員・生徒間の交流などの連携を深める形で中高一貫教育を実施するものです。市町村立と県立の連携など,異なる設置者間でも実施可能な形態です。 |
・中等教育学校 | ひとつの学校として,6年間一体的に中高一貫教育を行うものです。 |
教育内容の特色 |
6年間を3期に分け,それぞれに目標を持って生徒を育てます。 【中学1・2年生】「将来の進路を見据えた自己理解」の段階 【中学3・高校1年生】「進路の明確化を図る進路設計」の段階 【高校2・3年生】「専門性を深化させて自己実現の基礎を確立する」段階 |
教育課程上の特色 中高一貫教育校として、中学校では特色ある教育課程を編成しています。 |
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1. | 校訓3Cを具現化する時間として朝と帰りに[C-Time]という生徒の自主的な活動である時間を設けています。 Cultivate-Time[カルティベート・タイム] 自分で自分を磨く時間 Challenge-Time[チャレンジ・タイム] 自分で自分にチャレンジする時間 Create-Time[クリエイト・タイム] 自分で自分の未来を創る時間 中学校と高校が同一の敷地内に設置されますので,基本的には同じ校時での学校生活を送ることになります。 |
2. |
「総合的な学習の時間」には,体験学習・探求活動・情報教育を重視した「エリア・スタディ」を実施。 郷土佐賀や日本についての理解と誇りを育てるとともに,地球的な規模でものごとを考えて行動できる能力を育てるもので,中学校・高校の6年間を通して学習していきます。体験学習や探求活動,及び情報教育などを行います。 |
◎充実した施設・設備
1. | 中学校併設時に,普通教室棟,特別教室棟,体育館などが新設され,最高の環境で学ぶことができます。 |
2. | 6年間で個性や能力を伸ばしていくために,個別指導や少人数指導などに対応できるよう整備されています。 |
3. | ICT利活用教育推進のために,全教室に電子黒板が設置され,全生徒にタブレットが貸与されています。これらのICT機器を用いての授業が日々行われています。また、ユビキタスルームをはじめ大型スクリーン等、ICT教育を推進していくための環境が整っています。そのため、生徒は現代社会において必須であるそれら電子機器を操作する能力を早い段階から身につけることができます。 |