9月27日(月)の給食 日本味めぐり給食~鹿児島県~
入力日
2021年9月27日
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本日の給食 日本の味めぐり給食~鹿児島県~
鶏飯 (ごはん 鶏飯の具 スープ きざみのり) 牛乳 がね
鹿児島県は、温かくておだやかな気候にめぐまれていますが、台風がたくさん来たり、桜島の噴火があったりと、農作物を育てるのに、恵まれた土地ではありません。こうした気候から、米にたよらない、そして、災害に強いさつまいもを使ったさつま料理がきょうど料理として食べられてきました。
今日の給食の「がね」は、 細くきったサツマイモに、てんぷらの衣をつけて油で揚げた料理です。「がね」というのは鹿児島弁で 「かに」の事をいいます。油で揚げたその姿が蟹に似ていることから、この名がついたそうです。
「鶏飯」は、鹿児島県の奄美という地方に伝わる郷土料理です。
江戸時代のころ、奄美半島に、荒波をわたって見回りにくる薩摩藩のお役人さんをもてなすために作られたと言われています。ごはんの上に、卵や鶏肉などの具をのせて、スープをかけ、その上にきざみのりをふりかけて、お茶漬けのようにして食べる料理です。
九州新幹線・鹿児島ルートが開通し、鹿児島までの時間がずいぶん、短くなりました。
みなさんも、鹿児島にいく機会があったら、ご当地料理などを食べて、日本の食文化を感じてみましょう。