12月12日(木)の給食 日本味めぐり給食 ~大阪~
入力日
2024年12月13日
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献立名 かやくごはん 牛乳 おこのみあげ 小松菜の梅肉あえ 船場汁
今月の日本味めぐり給食では「大阪」の郷土料理の
「かやくごはん」と「 船場汁」を紹介します。
商人の町といわれる「大阪」の中でも、「せんば」地区は、特に商人の多い町として有名です。
その「船場」に伝わる「船場汁」は、さば、昆布、だいこんを一緒に煮たてるすまし汁、大阪府の郷土料理です。
簡単に早く作れることや安く食べられることから、忙しい船場の問屋街で定着していき、現在も親しまれています。
そんな「船場汁」ですが、学校給食で、さばを骨ごと使うのは難しいので、「さばの水煮」を使用しています。野菜も加えて、栄養バランスのよい汁物に仕上げました。
「かやくごはん」を紹介します。
かやくごはんを漢字で書くと、加える薬とかきます。
旬の野菜を加えて栄養価を高めて、薬の効果の役目をすることから名前がついたそうです。
米といっしょに野菜や肉などを炊き込む、炊き込みご飯のことを、大阪では「かやくごはん」と呼び、親しまれています。大阪でも特に愛されているわけは、冷えてもおいしく、具材が豊富でおかずがなくてもいいこと、残りの野菜を使って無駄なく、作れることなどの合理性が大阪人の気質にあうからといわれています。
大阪では、来年の4月から国際博覧会(万博)が行われます。
万博とは、世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、最新技術や文化を展示し、人々の関心を集める場です。また、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場でもあります。これからの大阪が楽しみですね。