1月27日(月)有田ふるさと食の日
入力日
2025年1月27日
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献立名 ごはん(棚田米)牛乳 鱈の呉豆腐あんかけ ほうれんそうの友禅和え 雪のおつゆ いちご(いちごさん)
今日のごはんは、有田産の「棚田米」をたきました。
棚田米は、国見の山よりわき出るきれいな水で作られ、太陽の恵みをいっぱい育くんだ、おいしいお米です。
次に、魚(鱈)の上にのせている「呉豆腐(ごとうふ)」を紹介します。
「呉豆腐(ごどうふ)」は有田のきょうど料理として有名です。ふつうのとうふは、豆乳ににがりを入れてかためますが、「ごとうふ」は、豆乳にくず粉をまぜて、加熱して固めます。もちもちしてとてもおいしいです。昭和のはじめに、長崎を訪(おとず)れた有田の商人(しょうにん)が、中国人からくずを使った豆腐の作り方をおそわったのが始まりという言いつたえがあります。今日は、魚の上に「ごとうふ」をのせて蒸しました。
最後に「雪のおつゆ」を紹介します。
煮立(にた)ちかけたみそ汁に、木製(もくせい)の「おろしばた」というおろし器をつかって大根をざくざくとすったものをぱっと加えると、大根(だいこん)がぼたん雪のようにみえることから、「ゆきのおつゆ」といわれています。昔、有田焼の職人(しょくにん)さんたちが、夜食として、あつあつの「ゆきのおつゆ」を食べて体を温めていたといわれています。
これからも、伝統(でんとう)の味、ふるさとの味、心の味として、郷土料理を大切に残していきましょう。