1月30日(月)の給食 給食週間5日目~有田ふるさと食の日~
入力日
2023年1月30日
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本日の給食 棚田米 牛乳 魚の呉豆腐あんかけ ほうれんそうの友禅和え 雪のつゆ いちごさん
今日のごはんは、有田産の「棚田米」をたきました。
棚田米は、国見の山よりわき出るきれいな水で作られ、太陽の恵みをいっぱい育くんだ、おいしいお米です。有田町の岳の棚田は、「日本棚田百選」に認定されています。棚田は、農村の人たちが長い時間と手間をかけて、築き守り続けてきました。景色もすばらしいですが、どしゃくずれを防いだり、ダムのように水を蓄えたりと大活躍です。
魚の上にのせている「呉豆腐(ごとうふ)」を紹介します。
「呉豆腐(ごどうふ)」は有田のきょうど料理として有名です。ふつうのとうふは、豆乳ににがりを入れてかためますが、「ごとうふ」は、豆乳にくず粉をまぜて、加熱して固めます。もちもちしてとてもおいしいです。昭和のはじめに、長崎を訪(おとず)れた有田の商人(しょうにん)が、中国人からくずを使った豆腐の作り方をおそわったのが始まりという言いつたえがあります。今日は、魚の上に「ごとうふ」をのせて蒸しました。
最後に「雪のおつゆ」を紹介します。
煮立ちかけたみそ汁に、木製の「おろしばた」というおろし器をつかって大根をざくざくとすったものをぱっと加えると、大根がぼたん雪のようにみえることから、「ゆきのおつゆ」といわれています。昔、有田焼の職人さんたちが、夜食として、あつあつの「ゆきのおつゆ」を食べて体を温めていたといわれています。
これからも、伝統(でんとう)の味、ふるさとの味、心の味として、郷土料理を大切に残していきましょう。