【校長室より】「3年生にエール!『今できることをやるしかない!!』」
入力日
2024年2月9日
内容
3年生にエール!「今できることをやるしかない!!」
先月の前期入試、本日の後期入試で私立高校の入試は終わりました。今後は来週2月6日(火)の県立特別選抜、3月5日(火)・6日(水)両日の県立一般選抜と高校入試は続いていきます。3年生の皆さんにとってはこれが一番の目標であり、志望校への合格を達成させることが一番大切なことだと思います。今、佐賀県内の多くの中学3年生が自分の目標の実現に向かって朝も昼も夜も頑張っています。
皆さんはそういう人たちと一緒に入試に向かっていかなければなりません。
一人一人が自分の目標を成し遂げるために、何をしなければならないのかをしっかりと考え、実践するしかありません。
時間だけは全ての人に平等に与えられています。3月5日までに残された日数は32日です。1日24時間で8時間を睡眠時間に充てるとして残りは16時間。32日あるので512時間残されています。この時間をどのように使うのかは人それぞれです。そして、その時間をどう使うかによって結果は大きく変わってくると思います。
まずは日々の授業です。授業中の先生の話を一つも聞き漏らさない。学習活動に一生懸命に取り組む。授業で分からないところは、そのままにしないで分かるまで質問をするなど、どれだけ授業を大切にできるかが勝負です。
次にすき間時間の活用です。昔から「受験生は時間をうまく使う」と言ってきました。8時には教室にいますから、毎朝、10分以上は朝学習の時間があります。県立入試までに学校に来るのは20日です。単純に計算すると200分、3時間以上あります。それ以外にも昼休みや放課後などみなさんが使える時間はたくさんあります。もちろん、リフレッシュのために友達と話したりゆっくりしたりする時間も必要でしょう。しかし、見ていて時間の使い方がもったいない人が結構いるのではないかと思います。
最後に家庭学習です。適切な睡眠時間を確保しながらどれだけの時間を学習時間として確保できるかポイントです。塾に行っているから大丈夫ではありません。重点的に取り組まなければならない教科や内容は人それぞれ違います。それを意識してどれだけ頑張るかが大切です。県立入試までに土日、祝日が12日もあります。ここをどう使うかです。
これを見てプレッシャーに感じている人もいるかもしれません。しかし、自分の道は自分の力で切り拓くしかないのです。そのためには、覚悟を決めてやるしかありません。
私立入試が終わって少し安心している人もいるでしょうし、逆に焦っている人もいるでしょう。これまでの自分の取り組みを悔やんでいる人もいるかもしれません。しかし、どれだけ過去を悔やんでも何も変わりません。
考えるべきことは、「今から自分がどうするか」と言うことだけです。何度もいいますが、過去と他人は変えられません。変えることができるのは自分と未来だけです。
まだまだ遅くありません。どう使っても時間は確実に過ぎていきます。せっかく15の春に向かって、自分の志を立てたのです。最後まであきらめないで、そこに向かって精一杯頑張ってください。全ての先生方が皆さんを応援しています。質問や相談などがあれば、誰にでも聞いてください。全員が全力で対応します。
1・2年の皆さんも自分の未来の姿だと思って、今何をすべきか考えましょう!閲覧数
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