校長室より「10月4日 有中最後の1年も折り返しを迎えました!」
入力日
2023年10月4日
内容
早いもので、今週から10月となり、令和5年度も半分が過ぎ、折り返しを迎えました。今年は有明中学校最後の年であり、この校舎で生活をするものあと半年となります。生徒玄関に掲げられている本日のカウントダウンカレンダーでは、「閉校まで172日、学校に登校するのは106日」となっていました。有中最後の1年間もいよいよ後半、一人一人が次の段階に向かってステップアップするときです。一人一人が自分自身の志の実現に向かって今成すべきことを考えて行動すること、学級や学年が絆を深めながら集団としてのレベルアップを図ることなど、さらに前進してくれることを期待しています。
折り返しを迎えるにあたって、生徒のみなさんにぜひ大切にしてほしいことが二つあります。それは、「初心」と「惜別」です。
今年のスタートに当たって一人一人が、「1年間、自分はこうしたい」、「こんな学級、学年、学校にしたい」という思いをもって臨んだのではないかと思います。さて半分が経過しましたが、どうでしょうか?今もその思いをもてていますか?もう一度自分自身の初心を思い出して残り半分の自分自身の志を立ててほしいと思います。また、残りの学校生活は、生徒一人一人にとって有明中学校で過ごす最後の時間となります。卒業する3年生はもちろん、1・2年生にとってもこのメンバーで過ごすのは最後であり、かけがえのないものになります。ですから、残りの時間を大切に、共に過ごす仲間や先生方との出会いに感謝して別れを惜しんでほしいと思います。そして有明中で築き上げたたくさんの伝統や文化とともに、仲間や先生との絆を大切に次に向かって進んでほしいと思っています。 10月21日(土)に文化発表会があります。文化発表会は春の体育大会と並ぶ大きな行事で、学年劇や吹奏楽部などステージ発表、各学年や教科、部活動による展示作品、個人やグループでのパフォーマンスタイムなどが実施されます。その中で学級ごとに取り組む合唱コンクールは、学級の絆を発揮する絶好の機会です。一人一人が、自分のパートで全力を出すだけでなく、他のパートの音を聞き、音のバランスやハーモニーの美しさを感じながら全員の力で創りあげていきます。全員の心が一つとなった思いの込められた合唱は、必ず聴いている人の心に届き、感動を生みます。有明中学校ではこれまでの先輩方が心に響く合唱を聴かせてくれました。義務教育の仕上げである3年生の学級の絆やそれぞれがこれから新しい人生を歩み出すことへの決意や惜別の思いが込められた合唱、2年生のこれから有中を背負っていくという強い思いが込められた合唱、1年生の勢いや元気さが込められた初々しい力強い合唱など、それぞれの学年に応じたすばらしい合唱が披露されてきました。その伝統を今年も受け継ぎ、各学級共に思いの込もった合唱をしてくれることを期待しています。保護者の皆様もご多用中とは思いますが、ぜひおいでいただき、有中生の一生懸命をみてください。閲覧数
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