校長室より「第58回体育大会 まさに一意奮闘の体育大会でした。」
入力日
2022年6月21日
内容
5月22日(日)に第58回体育大会を開催しました。絶好の青空の下、一つ一つの種目に生徒は一生懸命に取り組み、躍動してくれました。まさに大会スローガンの「一意奮闘(いちいふんとう)~思いを一つに Never Give Up!」のとおり、全校生徒が体育大会の中でひたすら集中して、精一杯力を尽くしてくれました。
最初の種目は、今年実行委員会で考えた新種目「団対抗ボール渡しリレー」、各団の全生徒が一つの大きなボールを手渡しで渡しながらゴールを目指すというものです。練習ででも最初はなかなかうまくいきませんでしたが、本番では見違えるように上手になっており、各団共にベストタイムが出ていました。今大会では、リレーや玉入れなどの団体競技では、単に順位を競うだけでなく生徒自身が目標を立ててそれに向かって頑張っていけるように練習から記録をとっていましたが、学年全員リレー、団対抗玉入れ、団対抗リレーなど、すべての種目において本番でベスト記録を出すことができました。結果としてベストが出せたことはもちろんよかったのですが、そこにたどり着くまでに、全員が目標をもち、実現のために自分たちで主体的に取り組んだことが素晴らしいことだと思いました。
全員が一つになって取り組んだ有中ソーラン。練習からリーダーを中心に自分たちで創りあげました。本番の生徒の気持ちの込もった演技に、本当に感動しました。有明中学校のフェイスブックにソーランの動画をアップしています。
本年度の体育大会最後の種目であった応援団競演では、紅軍、青軍、白軍の各団が団長や応援リーダーを中心にこれまで練習してきた成果を十分に発揮し、工夫を凝らした舞いやダンスを取り入れ、すばらしい応援を繰り広げました。また、その後ろには各団のテーマを表した見事な応援パネルが颯爽と掲げられ、応援に一層の彩りを加えてくれました。
体育大会では、運動が得意な人が力を発揮して楽しむだけでなく、運動が得意でない人も、周りの協力や支えを受けて頑張ることができたり、出番があることで達成感を味わうことができたりすることで、充実した時間となることができると思います。開会式ではそういう意味を込めて「全員が楽しかったと思える体育大会にしてほしい」と生徒に伝えました。まさに、そのような体育大会になったのではないかと思います。
また、この取り組みを通して、生徒一人一人が大きく成長してくれたことが本当に素晴らしいことだったと思っています。大会全体を動かした実行委員長、副委員長をはじめ実行委員、各団の応援団長・応援リーダー、ソーランリーダー、パネルリーダー、大会当日のいろいろな役員、それ以外にもたくさんの人が体育大会の成功のために、それぞれの役割を果たしてくれました声を上げてリードした人も、決まったことがスムーズに進むよう一生懸命に協力して取り組んだ人も、誰もがこの体育大会を支えてくれました。
体育大会は終わりましたが、体育大会を通して感じたことや身につけたことをこれからどのように生かしていけるのかが一番大切だと思っています。この体育大会で発見した仲間のすばらしさ、自分自身のよさをこれからの学校生活の中で発揮してくれることを期待しています。なお、体育大会についてはケーブルワンでも放送されますので、是非ご覧ください。
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