校長室より「明日から地区中体連です」
入力日
2021年7月2日
内容
明日から二日間の日程で、杵島武雄地区中学校総合体育大会(地区中体連)が開催されます。やや天気が心配されますが、それぞれの競技で生徒たちはこれまでの部活動の中で高めた体力、磨いた技術、鍛えた心のすべてを明日からの大会の中で発揮してほしいと思います。
私自身、これまでの教員人生の中で、部活動にはかなり力を入れてきました。部活動は学校教育の中でとても意義がある活動だと思っています。部活動では、自分自身が選んだ競技を、同じメンバーで、3年間続けて取り組みます。毎日の放課後、土日や祝祭日、夏休み、冬休み、春休みなど長期休業期間等多くの時間をかけて活動をします。その中では、うれしかったこともあるだろうし、悔しかったこと、辛かったこと、悲しかったこともあると思います。そのすべてを乗り越えた成果がこの中体連の中で出されることになります。
私は部活動においては目標を立て、その実現をめざさなければ意味がないと思っています。これだけいうと、一見結果主義のように聞こえるかもしれません。しかしそうではありません。勝負は一瞬、勝てばうれしいし、負ければ悔しいです。しかし、もっと大切なものあります。それは、めざしてその実現のために努力し続けた時間、一緒に目指した仲間、支え、応援してくれた指導者、保護者、地域の人たちへの想い、めざすことでたくさんのことを乗り越えて成長した自分自身、そういうもののすべてがそのあとの人生にとってかけがえのない財産を与えてくれます。
そういう思いで大会に臨んでほしいと思っています。本番では、自分が持っている力を100%のパフォーマンスで発揮することだけです。失敗したらどうしよう、他の人に迷惑をかけたらどうしよう、私はこれくらいしかできない、私には無理だと考えてしまう自分自身との戦いに勝たなければなりません。「敵は自分の心」なのです。できるかできないかを考えるのではなく、できることを100%やることだけを考えればいいのです。自分自身がもっている体力、技術、心のすべてをコートやグラウンドの中で出し切ることが大切です。自分自身が悔いを残さないようにしてください。あきらめればそこで試合終了、最後の瞬間まで戦うことができます。選手の皆さんが全力を出し切り、悔いのない大会にしれくれることを期待しています。保護者や地域のみなさんの選手への心からの応援をお願いします。
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