【校長室より】「11月9日 いよいよ11月自己実現に向かう後半です!」
入力日
2023年11月22日
内容
早いもので11月、全校で取り組む大きな行事も先月の文化発表会で一つの区切りとなりました。中学校生活の中では、ここから自分自身としっかり向き合って自分の夢や目標、将来の進路などについてじっくりと考え、行動する時期となります。
中学校の役割として大きく二つのことがあると考えています。一つは、授業や部活動、学校行事などを通して義務教育の仕上げの3年間として将来の社会生活を営むために必要な基礎・基本となる様々な資質や能力を身につけることです。もう一つは、将来の自分について考え、中学校卒業後の進路について決定をすることです。生徒たちはこれまでの学校生活の中で各教科の授業の中で知識や教養を身につけました。また、日々の学校生活の中で、人との関わり方、主体的に取り組むこと、時と場を考えながら自分で考え、判断して行動することなど、多くのことを身につけてきました。これからの後半の学校生活ではそれぞれの学年の中で自分自身の将来の生き方、職業、高校など自分自身と向き合いながら将来の進路について考えていく時期となります。その中でも、3年生はいよいよ、進路実現に向けて本格的に進む時期となりました。10日には入試説明会があります。それを受けて月末から三者面談が実施され、自分自身が受験する高校を決定します。3学期になれば、高校入試がスタートをします。
本年度の佐賀県内の入試スケジュールは以下のとおりです。
1月18日(木) 県内私立高校前期入試(推薦入試、学力奨学生等)
2月1日(木) 県内私立高校後期入試(一般入試)
2月6日(火) 県立高校特別選抜学力検査等
3月5日(火)・6日(水) 県立高校一般選抜学力検査等もちろん、この日程以外にも、独自の日程で行う私立高校、県外の高校、高等工業専門学校など、生徒一人一人の進路希望に応じて入試は行われていきます。
3年生一人一人が、自分の目標に向かってできることを精一杯取り組んでいくはずです。「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」
これまでの自分を悔やんでも何もなりません。これから先の自分の行動は自分自身で変えることができます。そしてそのことが未来の自分を変えることにつながるのです。もちろん、第一志望の高校に合格することも大切でしょう。しかし、それ以上に自分の目標の実現のために本気になり、できる限りのことを精一杯取り組む姿勢をもつことが大切だと考えています。これからの人生の中でこのような場面は何回もあります。その時に自分がどのような思いで向き合わなければならないのかを学ぶことが大切だと考えています。下級生にもその3年生の姿を1年後、2年後の自分自身の姿としてしっかりと見て学んでほしいと思っています。
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