【校長室より】「3月22日 令和5年度、そして有明中学校62年間の歴史の中でのかけがえのない一期一会に感謝!!」
入力日
2024年3月28日
内容
令和5年度、そして有明中学校62年間の歴史の中でのかけがえのない一期一会に感謝!!
本日、修了式を迎え、令和5年度の学校生活が終了します。
4月7日の始業式でスタートした令和5年度の有明中学校。「有中62年のフィナーレを飾り、志と誇りをもって未来を拓く」の学校目標を掲げ、最後の1年間がスタートしました。4月11日には第61回入学式を開催し、68名の新入生を迎えました。
5月の体育大会では「有中魂、最高のフィナーレ」のスローガンのもと、全校生徒が一丸となって取り組みました。全校生徒で取り組んだ応援合戦と全校ソーラン。実行委員会で作ったみのりちゃん体操など有中生のすばらしいパワーを感じました。
7月の中体連では3年生を中心に各部が全力で挑みました。出場した全ての団体種目で入賞を果たすというすばらしい結果を残してくれました。令和6年度の地区中体連は6月29日(土)・30日(日)に開催される予定です。来年度は、新しい白石中学校として初めて出場する中体連となります。今日でちょうど残り100日。「まだ100日もある」「もう100日しかない」あなたはどう考えますか?与えられた時間は全ての中学校同じです。しかし、その時間をどのように使うのかは、それぞれ異なると思います。限られた時間ですが、一日一日を大切にして今できることを全力で頑張ることが大切。それによって未来は変わります。
10月の文化発表会でもスローガンは「有中魂、最高のフィナーレ」。各学年ともにすばらしいステージ発表や合唱などが披露されました。1年生のUDについての発表、2年生の働くことについて考える劇も素晴らしい出来映えでした。来年度は、白石中学校としてどのような文化発表会になるかは分かりませんが、有中の伝統を受け継ぎながら、さらに飛躍した文化発表会にしてほしいと思っています。
1月からの高校入試。1・2年生にとっても3年生の姿に未来の自分たちを重ねて見たと思います。2年生は進路実現に向けてのカウントダウンが進んでいきます。自分自身の志を立て、自分の力で未来を切り拓きましょう。
そして、3月8日。有中最後の卒業式。卒業生の所作や返事、答辞、合唱など一つ一つに惜別や未来を切り開こうとする力強い思いなどが感じられました。1・2年生一人一人が自分自身のゴールを思ってくれたことでしょう。
そして本日の修了式。この1年間ともに学び、いろいろな活動をしたそれぞれの学級とも今日でお別れです。学級の中で楽しかったことはもちろん、嫌だったこともあったと思います。でも、この1年間のすべての経験が皆さん一人一人を成長させてくれ、これからの大きな財産になると思います。私たちは人との関わりの中で、自分と向き合い、自分のよさや課題を見つけ、成長していくことができます。「一期一会」この1年間のかけがえのない出会いに感謝してください。そして次の学年に向けてステップアップしてください。
令和5年度の学校生活と共に、有明中学校62年の歴史が終わろうとしています。今年は、保護者や地域の皆様、卒業生やかつて本校に勤務された先生方など、多くの方と有明中学校の思い出について語り合う機会が多くありました。その中で、どれだけ有明中学校が皆さんから愛されていたのか、大切にされていたのかがよく分かりました。
1・2年生の皆さんは、そういうたくさんの人たちの思いを受けついで、新白石中学校という次のステージに進むことになります。4月からは白石中学校の生徒ですが、有中で育まれた有中魂を大切にして、何事に対しても主体性を発揮しながら一生懸命に取り組んでほしいと思います。そして、いつまでもさわやかな笑顔と輝くひとみを持ち続けた「笑顔さわやか、ひとみ輝く」人であり続けてほしいと思います。これからの一層の飛躍と活躍を祈念しています。閲覧数
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