【校長室より】「2月29日 明日から3月、いよいよ有中総仕上げのときです!」
入力日
2024年3月28日
内容
明日から3月、いよいよ有中総仕上げの時です!
早いもので、本日で2月も終わって明日からは3月となります。令和5年度最後の1ヶ月であり、有明中学校62年間のフィナーレを飾る総仕上げの1ヶ月でもあります。
終わりは必ずあり、その中の限られた時間をどのように過ごすのかが一番大切です。
一人一人が個人、また学級や学年、部活動の一員として1年間を振り返りながら、その中で成長したこと、できるようになったことを実感してほしいと思います。もちろん全てができるようになったわけではなく、できなかったこともあるでしょう。でも、その中で生徒一人一人が確実に成長できたと思います。私たちは、何歳になっても成長過程、誰にでもできないことはあります。できないことを自覚して、どうすればできるようになるのかを考え、行動することが人の成長に繋がるのです。
「あきらめたら、そこで試合終了」。スラムダンクという漫画の中での言葉です。(知らない人はすみません)逆に言えば、あきらめなければ試合は終わりません。人生の中で、何回も失敗し、壁にぶつかることもあります。それでもあきらめなければ、何回でもチャレンジできるのです。「どうせできない」と思った瞬間に終わってしまいます。だから「どうせ」は自分を成長させるためには禁句なのです。常に「どうすれば」を持ち続けて自分で人生を切り拓いていってください。
有明中学校で過ごす最後の1ヶ月です。一人一人が、どうすれば自分自身にとっての「最高のフィナーレ」を飾ることができるのかを考え、行動してほしいと思います。
私は、生徒のみなさん全員が「有明中学校に通って良かった」と思ってくれることを心から願っています。そんなの無理だと思う人もいるかもしれません。誰でも、これまでの学校生活の中で、楽しかったこともあれば、悔しかったこと悲しかったこともあると思います。「学校に行きたくない」と思ったことがある人もいると思います。
人が集団で生きていく中で、自分と価値観や考え方、行動が違う人は必ずいて、そういう人とぶつかることはあります。でも、私たちはぶつかったときに修正する方法も知っています。それは相手の気持ちを思いやること、そして自分に間違いがあれば、素直に認めて謝ることです。そうしたからと言ってすぐに関係がよくなることはないかもしれませんが、そこから一歩踏み出すことは必ずできます。
有明中学校に通うのもあと1ヶ月。最後に自分の心をスッキリさせませんか?困っている人、つらい思いをしている人がいれば、気を配り、声をかけて、みんなで笑顔で有明中学校を巣立ってほしいと思っています。閲覧数
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