【校長室より】「2月13日 高校入試は中学3年間の積み重ね、今を大切に!」
入力日
2024年3月28日
内容
高校入試は、中学校3年間の積み重ね、今を大切に!!
3年生は、今、県立高校に向けて準備のまっただ中で頑張っていることでしょう。中3を担任したときによくこんな言葉を聞きました。
「あー、1・2年生の時にもっと頑張っておけばよかった!」
「1年の時から少しずつでもしておけば、今こんな苦労はしなくていいのに!」
1年生の時から、先生方からいろいろな機会に「高校入試は中3の時だけ頑張るのではなく、3年間の積み重ねですよ。だから、今頑張らないといけませんよ」という言葉を聞いてきたのではないかと思います。でも、1・2年生にとっては高校入試は、まだまだ先のことで、自分事として捉えきれないところがあると思います。
ですから、中3になって実際に「高校入試」が目の前に来たときに、先ほど述べたような言葉となって出てくるのではないでしょうか。
「高校入試は中学校3年間の積み重ね」と言われるのには以下のような理由があります。
1 高校入試問題の内容は、中学校3年間で学習した全ての内容が含まれます。当然、1・2年生での学習したことも入試に出題されます。県立高校の入試問題は新聞にも掲載されますので、ぜひ確認し てください。2 県立高校の調査書には、3年生だけでなく、全学年の評価・評定や学習の記録が記載されます。また県立・私立ともに、調査書の中に3年間の学校内外の活動(生 徒会活動や部活動、社会体育の活動、ボランティア等)の成果が記載されます。
もう分かったと思いますが、高校入試では中学校3年間のトータルの学校生活やその中での活動が評価をされます。皆さんの中には、そんなこと考えていなかった、もう終わるのにと言う人もいるかもしれません。もちろん、私たちは過去を変えることはできません。でも、未来を変えることはできます。今からの皆さんの気持ち一つ、行動一つで自分自身のこれからの生活を変えることは必ずできるはずです。そして、その積み重ねが3年生での進路実現ということに繋がっていくのです。今からで遅いなんてことは全くありません。まずは「気づくこと」そして「自分なりに行動を始める」ことです。
自分の人生は、自分自身で切り拓いていくしかありません。自分の代わりに誰かが入試を受けてくれるなんてことは絶対にありません。ですから、変えるべきは自分自身なのです。いつ気づいて行動をするのかということが一番大切なことです。閲覧数
57,438