【校長室より】「『最高のフィナーレ』に向かう3学期のスタートです」
入力日
2024年1月16日
内容
「最高のフィナーレ」に向かう3学期のスタートです!!
今日からいよいよ3学期がスタートします。3学期は1年間の総仕上げの学期であり、次の学年に向かうための準備をする学期でもあるという意味でとても重要な学期です。特に今年の3学期は、1年間の総仕上げであると同時に有明中学校62年間の歴史の総仕上げの学期であります。生徒はもちろん、私たち教職員も一つの学校がその歴史を終えるという場面に立ち会うことはめったにありません。2学期までに閉校プロジェクトで何回かイベントを開催し、保護者や地域の皆様といろいろなお話をさせていただきましたが、それを通してこの学校が有明地域の中でどれだけ大切にされていたのかということをひしひしと感じています。これまで有明中学校から巣立った約3000名の生徒、その保護者の皆様はもちろん、かつて有明中学校で勤務をしていただいた諸先輩方、そして有明地域にお住まいのたくさんの皆様が有明中学校のことを大切に考えて閉校することを心から惜しんでいただいていることを目の当たりにしました。有中最後のバトンを託された私たちは、「最高のフィナーレ」に向けて閉校までの50日間、有明中学校への「感謝と惜別」の思いをもって過ごしていきたいと願っています。最後まで「さすが有中生」といってもらえるように、「Chance Challenge Change」で日々の学校生活で何事も自分を高める機会と捉え、精一杯挑戦し、自分や集団を成長させていきたいと思っています。そして、有中生とのキャッチフレーズである「さわやかな笑顔、輝くひとみ」を全員が自分の心の支えとして歩んでほしいと思っています。そして3月に全員が有中から巣立ち、4月から始まる次のステージに向かって大きく飛躍します。
3学期の有明中学校のテーマは「最高のフィナーレ」と「Next Stage」です。 何事にも終わりはあります。しかし、終わりは次の始まりに向けての大きな節目だと思っています。有明中学校の閉校というゴールは全員の次のステージに向けてのスタートラインなのです。そのためにもこの3学期を一人一人が大切過ごしてほしいと思っています。 3年生はいよいよ、私立高校や県立高校の入試も始まり、自分自身が決めた進路の実現に向けての最終段階となります。2年生は部活動や生徒会活動など、有明中学校をリードする立場です。1年生は中学校生活を1年間経験し、上級生となる準備の時期です。4月には新しい白石中学校の一員となります。残り少ない有明中学校での学校生活ですが、今の学校や学年を振り返り、次に向けて今なすべきことを全力で頑張ってほしいと思います。
「努力をした者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は必ず努力をしている」この言葉は、音楽家ベートーベンの言葉だと言われています。努力をしても結果がでないこともあります。しかし、努力をしないで成功することはあり得ません。さらに言えば、どんな結果になっても努力した事実と経験は消えません。ですから仮に、報われなかったとしても努力したことは無駄ではありません。努力した分だけ成長できるでしょう。努力を通して、知識や技術を身につけることができたはずです。一番大切なのは、結果よりも努力することそのものです。一人一人が志をもち、目標の実現に向けて挑戦してください。努力は必ず成長させてくれます。
3学期のおもな行事を紹介します。見通しを持って学校生活を送ってください。
1月 始業式(9日) 2・3年実力テスト(10・11日) 県内私立前期入試(18日)2月 県内私立後期入試(1日) 県立特別選抜(6日)
1・2年学年末考査(14~16日) 3年マナー給食(14日)3月 県立一般選抜(5・6日) 1・2年クラスマッチ(5・6日)
2年先輩に学ぶ(5日) 第62回卒業証書授与式(8日)
令和5年度修了式(22日) 閉校式(23日)閲覧数
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